ベランダ天文台で天体観測【趣味の反射望遠鏡で電子観望】

画像はイメージです。本当はベランダからM81は見えません。
ベランダ天文台で天体観測

人工光のない真っ暗闇で天体観測したいのはやまやまですが、現実を受け入れて苦しみながら観測するのも大人の趣味というものではないでしょうか。

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電子観望は望遠鏡とパソコンで見る天体観測です

当サイトおすすめの電子観望むけの望遠鏡とCMOSカメラです。

反射望遠鏡口径焦点距離F値金額(税込み)
virtuoso DTi P130
ヴィルトオーソ
13センチ65センチ555242円
P130 AZ-Go213センチ65センチ564900円
CMOSカメラセンサー解像度センサーサイズピクセルサイズ金額(税込み)
ceres-c(ケレス)IMX2241304×9764.9×3.7(1/3型)3.75ミクロン23100円
uranus-c(ウラヌス)IMX5853856×218011.2×6.3(1/1.2)2.9ミクロン67650円

ベランダ天体観測におすすめ望遠鏡【土星の環、電子観望】

ベランダの奥行きが狭いと三脚を広げるのが難しいですね。VirtuosoGtiP130は架台の形状が狭いところに向いてますよ。高さがないのでしっかりした台に載せて使いましょう。振動に強い構造で電子観望向きの望遠鏡です。

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私のベランダ天文台【アウトドアや車中泊でも楽しめます。】

自宅の狭いベランダから趣味の天体観測しています。ベランダの奥行きは60センチくらいです。

機材は反射望遠鏡はスカイウォッチャーのAzgte130。口径13センチで焦点距離は65センチの初心者用望遠鏡です。

画像のように三脚を伸ばしては開けない狭さです。ブロックとレンガをかさ上げに使ってます。手すりと庇が邪魔になって観測できる範囲は限られていますが気が向いたときに手軽に天体を見れるのが楽しいです。

電子観望をすることが多いので、室内での快適観望を年中楽しめます。冬の寒さも夏の昆虫も関係ありません。電子観望はアウトドアや車中泊でも楽しめます。

田舎の住宅地で街灯とか窓の明かりはありますが3等星は見えると思います。ギリ4等星まで大丈夫かな・・・

こんな環境でも高度があがるとDSO(銀河、星雲、星団)はよく見えますよ。

望遠鏡はベランダ、自分は部屋からWi-Fiで電子観望

望遠鏡をスマホとWi-Fiで繋いで遠隔操作です。見たい天体をアプリから選んで夜空をサーフィンします。天体導入のコツは近くの天体から徐々に攻めていくことですね。

そのてん、春と夏はメシエ天体もNGC天体もまとまった場所にいますからありがたいです。秋冬は少し寂しいですね。数が少ないですから。

ベランダからDSO(銀河、星雲、星団)をサーフィンする!

10月2日(2023年)は天気が良かったので久しぶりに楽しみました。アライメントは土星とわし座のアルタイルです。アルタイルが庇にかぶりそうでしたが無事に視野内に捉えることができました。

アライメントがうまくいってないとストレスで爆発します!

やぎ座球状星団M30と土星を電子観望【ベランダ天体観測】

まず、やぎ座の球状星団M30から観測します。一発導入で入りました。この星団は7.1等級ということで、それほど明るく大きな球状星団ではありません。球状星団のなかでは中堅どころでしょうか。

球状星団は眼視でもけっこう見えて楽しい天体です

そのあと土星に行きましたがこれも一発導入でした。アライメントに使った星なので当然かもしれません。土星は電子観望と眼視観測の両方で楽しみましたがシーイングがもうひとつだったのか、光軸をしっかり合わせてなかったからかなのか、あまり満足できる見え方ではありません。

もちろん環ぐらいは普通に見えます。本体の薄い縞模様も確認できるのですが、カッシーニの空隙はわかりません。環の外側が少し暗くなっている感じの見え方でした。

普通は口径13センチあればカッシーニの空隙は見えるはずです。シーイングと光軸が見え方に大きく影響します。

みずがめ座球状星団M2を電子観望する【ベランダ天体観測】

土星の次にみずがめ座のM2に向かいます。6.2等級ある球状星団の中でも大物です。残念ながら一発導入とはいきませんでした。

しかしアプリで少し周辺をさがしたら、すぐに見つかりました。なにしろ明るいので見落とすことはありません。

月齢が17.1でけっこう近くにありましたがそんなに影響を感じませんでした。M30とは迫力が違います。

球状星団ですがどうしてこんなに見事な球状に星が集まるのでしょうか?太陽のような恒星の集合体なのですよ不思議で仕方ありません。

明るい球状星団は露出時間を考えないと中心部が飽和して潰れます。この画像も潰れています。

露出時間、ゲイン、ヒストグラムをさわりながら、満足する見え方になるまで調整するのも楽しみのひとつです。

球状星団は銀河や散光星雲にくらべて中心部の輝きが強くPC画面でもよくわかります。電子観望の慣れないうちは球状星団を狙うのはありだと思います。

暗いNGC銀河にも挑戦!【ベランダ天体観測】

これまでの3天体は割と近いところに固まっていますので自動導入経緯台でも、比較的に導入で苦労することが少ないのは当然です。

このあとNGC7606に挑戦しました。みずがめ座の系外銀河です。場所も少し離れています等級も10.8等級と暗いので難易度はかなり上がります。ところが一発導入できました。

導入してもPC画面で見つけるのが大変です

しかし暗い天体を電子観望する難しさは、画面にはっきりと出てくれないことです。このときもわかりづらく、すぐにはわかりませんでした。

露出0.5秒くらいでは画面がノイズに埋もれてわかりません。ヒストグラムで画面の明暗を調整していると下のほうになにか薄い光があるような、ないような。そんな感じでしたがようやく確認をできました。

このへんのざらついたPC画面から薄い天体を探し出すのもある程度慣れが必要です。

このなんとなくわかるというのは体験しないとわかりません。回数を重ねることでほんとうに見えてくる不思議な感覚です。

たいした見え方ではなかったのでスクリーンショットもしませんでした。それでも少し渦らしきものが見えていたような気がします。

NGC銀河は暗いものがほとんどなので詳細構造は厳しいものがほとんどです。ただ1画面にいくつも銀河が入っていたりするとテンションあがります。

NGCのようなほとんど無名の天体を、ゆっくり探してみるのもベランダ天文台の楽しさです。

NGCのなかにも大きいのがありますよ。NGCには口径の大きさが重要です。

部屋の中でアプリの操作だけで望遠鏡を動かしていますから、なかなか見つからないときでも焦りとかあまりないですね。

アルコールもいいですし、おやつ食べながらとか屋外の天体観測とは違ってゆるい楽しさです。ずっと楽しめる趣味になりますよ。

電子観望してみませんか?

ベランダ天文台だと寒さややぶ蚊に悩まされないので心の余裕が違います。導入に苦労しそうな難物のDSO(銀河、星雲、星団)に挑戦しようという気力が湧いてきます。

ベランダ天文台の注意事項【飲みすぎ注意!】

気楽に飲み食いしながら電子観望できるのはいいのですが撤収が面倒ですね。飲み過ぎるとどうでもよくなってそのまま寝たくなる誘惑に襲い掛かられます。

かならず機材は室内に取り込むようにしましょう。望遠鏡も電子化されているので雨に打たれたらアウトです。

初心者用の望遠鏡とCMOSカメラで予算は10万円以内です。

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 AZ-GTi 経緯台 三脚付