【即納品で徹底比較】はじめての電子観望CMOSカメラ

売れ筋CMOSカメラの状況を見ると在庫切れが多いようです。天体のシャッターチャンスは限られています。少ないチャンスを逃さないために同等とコスパの商品で即納品を紹介します。

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在庫切れが続いているCMOSカメラの現状

おすすめしているCMOSカメラのceres-cとuranus-cの在庫切れが半年以上になるようです。

まったく解消される気配がないので相当品を調べてみました。

電子観望はCMOSカメラがなくてはできません。

取り上げる機種は2024年9月22日現在で即納品です。

紹介する機種はエントリー用のCMOSカメラとして、それなりに実績もある機種です。

CMOSカメラの核心部品はSONYセンサーです!

メーカーも製品も違いますが核心部品に当たるCMOSセンサーはすべてSONY製です。

もちろん、それぞれ味付けは違っていると思いますが同じセンサーであればカタログ上の基本性能は同等です。

ceres-cとuranus-cはPlayerOne製です。今回紹介する商品にはZWO社とSVBONY社も入ります。

両者ともにCMOSカメラの実績があるメーカーです。

CMOSカメラのセンサーサイズとピクセルサイズ

センサーサイズが大きくなると撮像範囲が大きくなります。

天体を導入するときに大きなサイズのほうが広い範囲を撮影してくれるので導入しやすくなります。

ピクセルサイズはセンサーを構成する画素の大きさです。

1ピクセルのサイズが大きいほどたくさんの光を取り込むので暗い天体には有利です。

1ピクセルのサイズが小さいと同じサイズのなかで画素の数が増えることで滑らかな画質で応えてくれます。

センサーサイズが大きくなると価格があがります!

単純に色分けするとピクセルサイズが大きいものはDSO(銀河、星雲、星団)が得意になります。

逆にピクセルサイズの小さいものは明るい天体である月や惑星が得意になります。

ただし得意というだけで写らないとか見えないと言うわけではありません。

ZWO社 最も実績のあるCMOSカメラメーカーです

特にZWO社はCMOSカメラに関しては最も大きな実績を持ったメーカーになります。

発表されている天体写真のかなりがZWO社だと言っても過言ではありません。

昔からのベテランや上級者が愛用している信頼できるメーカーです。

ZWO社の国内シェアはいちばん大きいように思います。あくまでも個人的な肌感覚ですが。

SVBONY社 コスパ重視でアピールしているメーカーです

SVBONY社は天体機材をかなり幅広く扱っているメーカーです。

ここ数年急激に成長して意欲的な商品を矢継ぎ早に発表してきました。

望遠鏡、双眼鏡、CMOSカメラ、その他天文パーツ関係をコスパの良さをアピールしての販売戦略です。

CMOSカメラの実績はZWOやPlayerOneに劣ります。それでも価格は魅力的です。

はじめての電子観望に使うCMOSカメラとして選択しました

最初の一台に大金はかけられません。それでも数万円の出費にはなります。

よく検討して後悔しない機種選びのお手伝いになればいいのですが・・・

とりあえず望遠鏡は必ず自動追尾機能が必須です。これがないと電子観望はできません。

  • 初心者用望遠鏡でも使える非冷却モデルです。軽いので接眼部が多少弱くても使えます。
  • すべてカラーCMOSカメラです
  • すべて差し込みは31.7ミリです
  • こちらの内容はあくまでもカタログデーターの比較記事です。

PlayerOne社 Neptune 664C【カラー】

53900円 即納品 2024年9月22日現在 当ブログのイチオシCMOSカメラです

CMOSセンサーSONY IMX664
画素数420万画素
フォーマット1/1.8【7.8×4.5㎜】
ピクセルピッチ2.9×2.9ミクロン
解像度2704×1540
重量120g

uranus-cよりもセンサーの大きさがひと回り小さいタイプです。

ceres-cよりは大きいサイズです。そのぶん導入に関しては有利です。

ノンアンプグロー機能は入っています。ノイズ処理に関してはceres-cより格段に向上しています。

搭載しているDPSテクノロジーでホットピクセルやコールドピクセルを取り除いてくれます。

搭載されていないceres-cと比較すると明らかにノイズが少ない画面になっています。

月、惑星だけでなくDSO(銀河、星雲、星団)の電子観望にも使えます。

ceres-cの倍以上の価格ですが広い画角と滑らかな画質を考えるとコスパは悪くないと思います。

あと2万円出すとuranus-cが買えるのですが在庫切れを考えるとNeptune 664Cを検討するのも悪くない選択でしょう。

ZWO社 ASI664MC【カラー】

52000円税込み 即納品 2022年9月22日現在

CMOSセンサーSONY IMX664
画素数415万画素
フォーマット1/1.8【7.8×4.5㎜】
ピクセルピッチ2.9×2.9ミクロン
解像度2704×1536
重量?g

Neptune 664Cと同じセンサーを使ったZWO社の製品です。

金額はこちらのほうが少しお安くなっています。

ゼロアンプグローで電気発熱に対応しています。

ZWO社のCMOSカメラの実績はPlayerOne社を凌ぎます。

センサーサイズ的に使い勝手も悪くないでしょう。

月、惑星だけでなくDSO(銀河、星雲、星団)にも十分使えます。

実際に使用されてる方もかなりおられるようです。

ネイチャーショップKYOEI大阪店のホームページですttps://www.kyoeiosaka.jp/SHOP/1078268/1078685/list.html

ZWO社 ASI 224MC【カラー】ヒット商品ceres-cと同じセンサーです

25900円税込み 即納品 2022年9月22日現在

CMOSセンサーSONY IMX224
画素数127万画素
フォーマット1/3【4.8×3.6㎜】
ピクセルピッチ3.75×3.75ミクロン
解像度1304×976
重量100g

3~4年前はこのCMOSカメラで惑星写真を撮っている方をよく見かけました。

当時は入門機として大人気でした。現在でも通用する実力のベストセラー機です。

ceres-cの代用品として考えるのであれば実績もあり信頼性はうえでしょう。

若干価格があがりますが実績を考えるとむしろ割安といってもいい設定価格です。

センサーサイズが小さいので天体の導入に関しては少し苦労すると思います。

ネイチャーショップKYOEI大阪店のホームページですttps://www.kyoeiosaka.jp/SHOP/1078268/1078685/list.html

ZWO社 ASI 678MC【カラー】IMX678

52000円税込み 即納品 2024年9月22日現在

CMOSセンサーSONY IMX678
画素数829万画素
フォーマット1/1.8【7.7×4.3㎜】
ピクセルピッチ2.0×2.0ミクロン
解像度3840×2160
重量126g

ASI664MCと同じサイズの1/3ですがピクセルピッチが違います。

2.0ミクロンの小さいサイズはきめ細かい画質を提供してくれます。

ピクセルピッチが小さいために光を取り込むのが不利にはなります。

DSO(銀河、星雲、星団)よりも月や惑星に使うと滑らかな画像を見せてくれるCMOSカメラです。

ネイチャーショップKYOEI大阪店のホームページですttps://www.kyoeiosaka.jp/SHOP/1078268/1078685/list.html

ZWO社 ASI585MC【カラー】uranu-cと同じセンサーです

69300円税込み 即納品 2024年9月22日現在

CMOSセンサーSONY IMX585
画素数829万画素
フォーマット1/1.2【11.2×6.3㎜】
ピクセルピッチ2.9×2.9ミクロン
解像度3840×2160
重量126g

uranus-cと同じセンサーを使っています。

レビューを読んでも遜色のない性能だと思います。

価格的にはむしろお得な設定になってます。

ある程度の画角があり導入もしやすく画質は非常に滑らかなセンサーです。

ZWO製でこの価格なら魅力的だと思います。

ネイチャーショップKYOEI大阪店のホームページですttps://www.kyoeiosaka.jp/SHOP/1078268/1078685/list.html

SVbony社 SV705C【カラー】uranu-cと同じセンサーです

46580円税込み 即納品 2024年9月22日

CMOSセンサーSONY IMX585
画素数829万画素
フォーマット1/1.2【11.2×6.3㎜】
ピクセルピッチ2.9×2.9ミクロン
解像度3856×2180
重量?g

uranus-c、ASI585MCと同じセンサーを使ったSVBONYの商品です。

同じセンサーなのにかなりの価格差があります。

安いのはありがたいのですがネットのレビューを読むと少し癖があるようです。

DSO(銀河、星雲、星団)に関してはそれなりの評価をもらっています。

コスパ重視で考えるのであれば検討すべきでしょう。

とにかく物があるので電子観望ができるのですから・・・

まとめ

はじめて購入するCMOSカメラなので扱いやすい機種が良いと思います。

しかし予算の問題で安い機種になるのも仕方ないでしょう。

ここに紹介した機種のなかでいちばん安いのはASI224MCです。

画角の狭さから導入に多少苦労することがあるかも知れませんが実用性は十分備わっています。

はじめて電子観望に挑戦するCMOSカメラにふさわしい性能です。

早く電子観望をはじめましょう。宇宙のシャッターチャンスを無駄にしてはいけません。