電子観望をはじめにはお手頃で現状最安値であるCMOSカメラceres-cとuranus-cの2機種の性能と使い勝手に関する詳細記事です。オリオン星雲も土星の環も見えます。実際に使用したレヴュー記事です。
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電子観望は望遠鏡で拡大した天体をパソコン画面で観測します!
冬の王者オリオン星雲は眼視観測でもじゅうぶん楽しめます。それを電子観望するとまるで天体写真のように複雑な構造まで確認できます。
私が使っているCMOSカメラ、ceres-c(ケレス)・uranus-c(ウラヌス)についての記事です。
電子観望はCMOSカメラを望遠鏡の接眼部に差し込んで使用します。アイピース(接眼レンズ)と同じ31.7ミリ径の差し込みになっています。
PCとは付属のUSBケーブルで繋ぎます。シャッターのようなメカ部分はありません。すべての動作はソフト側でコントロールします。PC画面に宇宙の神秘が浮かびます。
Amazon特別仕様のP130 VIRTUOSO GTi(ヴィルトオーソ)は、接眼レンズ4ミリが付属して162倍で観測できます。惑星観測に威力を発揮します!
【国内正規品】Sky-Watcher スカイウォッチャー 天体望遠鏡 自動導入 スマホで操作 日本語表記 P130 VIRTUOSO Gti 4㎜アイピースセット SET064
初心者の電子観望スタートにceres-c【23100円税込み】
ceres-c(ケレス)はplayer One製の最安値のCMOSカメラです。販売価格23100円税込み(2023年11月2日現在)
電子観望で使われるCMOSカメラのなかでは、ほぼ最安値です。これ以下の価格の製品もありますが用途はかなり限られてきます。
電子観望に汎用性を求めたときはceres-cが最適です。センサーにはソニー製のIMX224が使われています。
おすすめポイントのいちばんは価格です。player One社が販売しているCMOSカメラのなかでは最安値です。性能はそれなりですが現在でも実用に耐えうるものです。電子観望のお試しにはピッタリです。
ちなみにCMOSカメラも高級品になるとキリがありません。ベテランの上級者は老舗CMOSカメラメーカーのZWO社を使っている方が多いようです。
player One社もzwo社も中国メーカーです
CMOSカメラは天体を選びません。月、土星、木星、火星などの惑星からオリオン星雲、アンドロメダ銀河などの銀河、星雲、星団まで写ります。
それでも性能的に向き不向きがあります。それは組み合わせる望遠鏡によっても変わってきます。反射望遠鏡でも屈折望遠鏡でも接眼部の径があえば、ほとんど使用できます。
ただしバックフォーカスが合わないと使用できないので注意してください。バックフォーカスは望遠鏡によって違います。
バックフォーカスとは焦点が結像する位置のことです
CMOSカメラは多くの望遠鏡で使用できますが、すべての望遠鏡で使えるわけではありません。
即納品CMOSカメラの記事はこちらです
当サイトのおすすめ望遠鏡【初心者向け】
この記事ではおすすめしている以下の2機種の望遠鏡を使って電子観望をする前提で説明しています。
どちらも口径13センチ、焦点距離65センチのニュートン式反射望遠鏡です。初心者向けの天体望遠鏡です。追加オプションや改造しなくてもCMOSカメラをつければそのまま【電子観望】できます。
※繰り返しますがCMOSカメラはすべての望遠鏡で使えるわけではありませんが多くの望遠鏡で使用できます。
CMOSカメラメーカー3社 maid in China
CMOSカメラの競合メーカーとして3社をします。この3社が一般的な競合メーカーになります。3社とも国内メーカーではありません。国産で検討するのは難しいです。
ただしセンサーはソニー製です。CMOSカメラのセンサーはほとんどソニー製のようです。
- player One社:中国蘇州に拠点を置く天体観測機器メーカーです。新興メーカーで2021年から日本国内で販売しています。商品構成はどちらかというと初心者向けが多いようです。最近になって上級者向けも揃えてきました。新興ですがかなり勢いのあるメーカーです。私が使用しているメーカーになります。
- ZWO社:中国蘇州のCMOSカメラメーカーです。老舗といってもいい存在です。日本国内の天体写真のベテランが多く使用しています。高級機をたくさん出しています。CMOSカメラ以外の天文機材も各種製造しています。player Oneのceres-c相当品としては同じソニー製センサーIMX224を使用したASI 224MCがあります。金額32,800円税込み2023年11月2日現在
- SVBONY社:中国河南省鄭州の会社です。新興の天文関係機材のメーカーです。CMOSカメラだけでなく望遠鏡などひろく天文機材を扱っています。直販がメインのようです。価格面で競争力があります。
センサーが同じソニー製でも各社のチューニング技術で性能は違ってきます
天文の機材メーカーは中国、台湾勢が勢いあります。望遠鏡にしろCMOSカメラにしろ新製品を次々に投入してきます。日本の企業も頑張ってほしいですが、かなり差がついた印象です。
ceres-cケレスです(電子観望の入門機)コンパクトは重要!
センサーの位置が望遠鏡のバックフォーカスから外れることが少なく、ほとんどの望遠鏡で使用できます。
とにかく外観が小さくて望遠鏡の接眼部に負担をかけません。
品名 | ceres-c |
CMOSセンサー | Sony IMX224(カラー) |
センサーサイズ | 1/3型(4.9×3.7mm) |
解像度 | 1304×976(127万画素) |
ピクセルサイズ | 3.75μm(ピクセルサイズが大きいので感度いいですよ) |
ガイディングカメラと案内されてます【電子観望にも使えます】
この小ささを活かして赤道儀のオートガイドに使用するのが本来の目的のようです。上級者は目標天体がずれないようにガイド用のCMOSカメラと撮影用のCMOSカメラを複数つかって撮影します。
バックフォーカスは要確認です!【p130n、BKP130はOKです】
CMOSカメラは種類によって、そのままでは使用できない望遠鏡があります。望遠鏡のバックフォーカスによって延長筒が必要なケースがあります。
逆にバックフォーカスが短いタイプの望遠鏡は取り付け出来ないこともあります。ceres-cとAzgteP130Nは問題なく使用できます
現行ではヴィルトオーソp130は同じ鏡筒を使用していますから問題ありません。BKP130AZGo2についても使用できます。
感度は高く銀河や星雲の暗い部分も良く写してくれます
ceres-cの総合的評価【最安値でもコスパ抜群!】
USBケーブル2Mも付属しています。届いてすぐにPCに接続して使えます。ただケーブルが2Mなので室内で使うには短かすぎます。室内で電子観望するにはUSB延長ケーブルの購入をお勧めします。
センサーサイズが小さいので画角が制限されます。望遠鏡の焦点距離とセンサーの大きさで写る範囲が決まります。大きな画角を作るには短焦点の望遠鏡にする必要があります。
焦点距離と画角についてはこちらの記事を参考にしてください
650ミリの焦点距離とceres-cの組み合わせだと広い範囲は苦手です。P130鏡筒で使用するとオリオン星雲はほぼ画角いっぱいになります。
P130の鏡筒は焦点距離が650ミリです。この画角だと目標天体をAzgte経緯台で捉えるのはかなり難しくなります。
タイプの違う経緯台ですがP130 VIRTUOSO GTiでもBKP130+AZ-Go2でも同じです。狭い範囲しか見ることができないので画面の中に自動導入で目標を捉えるのが難しくなります。
アライメントを正確にすることで導入精度をあげることができます
しかし小さな天体を拡大して見ることができるので、そこが強みともいえます。
※自動導入で外れたときに探すのが大変なことがあるというだけで、いつも外れているわけではありません。しっかりアライメントすれば大丈夫ですよ。慣れれば大丈夫!
アライメントについてはこちらの記事を参考にしてください
長所として考えれば系外銀河は見かけの大きさが小さいものが多いので、短焦点より大きく見ることができます。
小さな銀河を大きく拡大できるので銀河の構造を見ることができます。そして大きな銀河は構造をより詳細に見ることができます。
例としてM51、M81、M101、M63などの系外銀河は全体の姿にくわえて、渦巻きの構造を詳細に見ることができ感動が倍増します。小口径では味わえません。
小さい画角だと画面構成を考える必要があります。写野回転をトリミングで処理するときは苦労します。しかし画面いっぱいに広がる星雲や銀河は捨てがたいものがあります。
使用方法としては少しでも拡大して見たい天体に使用するのが良いでしょう。NGCの銀河などは、ある程度の焦点距離がないと存在の確認だけしかできません。
650ミリの焦点距離があれば構造を見ることができる銀河が増えてきます。ceres-cの対象になるDSO(銀河、星雲、星団)は無数にあります。
ニュートン式反射望遠鏡AzgteP130nとceres-cの電子観望アルバムです。どんな天体が電子観望できるのか見てください。
センサーサイズから見たceres-cは惑星むきです
どちらかというと惑星の観望が向いているカメラという認識が一般的かもしれません。惑星は見かけの大きさが小さいので焦点距離を伸ばす必要があります。
バローレンズというオプションパーツを使って3倍くらいに焦点距離を伸ばすと木星の表面の模様や土星の環がわかりやすくなります。
画角からいって本来は惑星用でしょう。おなじソニーのセンサーIMX224を使ったZWO社のASI224MCが惑星写真に多く使われていました。
このブログはDSO(銀河、星雲、星団)がメインなので惑星観測の説明はしませんがceres-cを惑星観測に使うことはできます。
あえてceres-cをDSO(銀河、星雲、星団)におすすめしています!
当サイトではあえてDSO(銀河、星雲、星団)を電子観望するCMOSカメラにceres-cをおすすめしています。
それは価格面でのハードルが低いからです。初心者用の望遠鏡とceres-cの組み合わせで電子観望のスタートを後押しします。
センサーのピクセルサイズが 3.75μmとけっこう大きいのでDSO(銀河、星雲、星団)の暗い光も取り込んでくれます。DSO(銀河、星雲、星団)の電子観望に使える実力があります。
導入の難しさを忍耐、技術、工夫で乗りこえましょう!
レデューサーは導入を補助してくれます。
CMOSカメラでノイズゼロはありえません!
最新のCMOSカメラと比較するとノイズは出るほうです。ここは値段なりと諦めるしかありません。
しかしノイズが出ると言ってもPlayerOne社のCMOSカメラはノイズが少ないほうです。ホットピクセルについては、かなり少なく目立たないようにソフトで対策されています。
ミミズがのたくっているようなホットピクセルが頻繁に出ることは少ないです。
日によってメチャメチャ出るときもありますが、いつの間にか収まりますね
以前のCMOSカメラは恐ろしくノイズが出ていたようですが、現在はかなり進化して激しいノイズは出なくなったようです。それでもゼロになったわけではありません。
電子観望とノイズ対策
youtubeで見た動画で他メーカーのCMOSカメラはノイズが激しく出ていました。けっきょくノイズは出ます。
天体のように暗い対象は感度をあげて撮影していますから、ノイズの発生は抑えることができません。それも実用上は鑑賞に問題のないレベルにはなっています。ライブスタックである程度目立たなくすることもできます。
どうしても気になるときは最終的には画像ソフトを使って後処理で対応していく方法があります。天体写真の場合は撮って出しではなく、かならず後処理で画質を調整します。
リアルで画面の映像を楽しむ電子観望はある程度ノイズについては切り捨てて考える必要があります。
とくに市街地では外光の存在が画面にかなり入り込みます。高度の低い天体や街灯方向に望遠鏡を向けると、どんなCMOSカメラでも光を拾ってしまいます。性能の問題ではありません。
ceres-cは高感度でありながらコンパクトで接眼部に負担をかけないのが強みです。初心者向けの望遠鏡は接眼部のつくりが少しあまいところがあります。1眼レフを使うのは無理です。
ヒストグラムとライブスタックによるノイズ対策
基本的なノイズ対策としてはライブスタック中にヒストグラムの調整でいちばん見やすい画質にすることと、スタック枚数を重ねていくことになります。
ノイズの出現は当日の気候や外光など要素が複雑すぎて、その都度対応で対策していくしかありません。ある程度経験を重ねて現場対応で対策していけば品質はあがっていきます。
ノイズが多いといってもノイズで何が映っているのかわからないといったレベルではありません。じゅうぶん天体の形状や構造は楽しめる見え方ではあります。
ceres-cの実例はアルバムにあります。P130鏡筒で電子観望したスクリーンショットを載せてます。ぜひ見てください。
ceres-cの実力はまだまだありますよ!
ノイズ対策の最終地は画像ソフトによる後処理です。画像をデータを保存して仕上げます。もちろんceres-cでも可能です。
安心の対応を期待できると思います!
耐久性についてはまだ2年しか使用していないので、なんとも言えませんが現在のところ問題ありません。
構造的には機械シャッターがありません。メカで動くところがないので機械駆動部が故障することは考えずらいと思います。
電子部品の耐久性がわかりませんが、直感的には故障とかは少ないのではないでしょうか。
取り扱い代理店はしっかりしています。ceres-cではありませんが、ほかの機種で一度リコールがありました。そのときも速やかに対応していました。
uranus-cウラヌスです(長く使うなら絶対おすすめ)【72600円税込み】
ceresと比較すると面積で4倍はあるセンサーが搭載されています。それだけ大きい画角になるので導入に関して扱いやすいカメラです。
私が現在メインで使用しているCMOSカメラです。ceres-cよりもセンサーサイズが大きく画質も向上しています。
少し価格はあがりますが取り扱いは格段に良くなりますから紹介します。
uranus-cウラヌス 72600円税込み(2024年1月14日現在)ソニー製センサーIMX585を使用しています。
品名 | uranus-c |
CMOSセンサー | Sony IMX585(カラー) |
センサーサイズ | 1/1.2型(11.2×6.3mm) |
解像度 | 3856×2186(840万画素) |
ピクセルサイズ | 2.9μm |
※3856×2180(約840万画素)2.9μm×2.9μm、ピクセルサイズが小さいと画質が向上します。USBケーブルは2Mが付属しています。届いてすぐにPCで電子観望できますよ。
uranus-cは操作性が違います!
センサーサイズが1/1.2(11.2×6.3)なので画角が大きくなります。写る範囲が大きくなっています。そのおかげでceres-cに比較すると導入がかなり楽になります。
しかし画質の向上はもっとおおきな違いです。新しいセンサーを使用しているだけあってノイズも少なく画面全体の質感が違います。
ノンアンプグローという優れた機能がついており画面のざらつきが少なく、かなり滑らかに写ります。感度も高いので薄い銀河を画面の中から探すときに見つけやすいです。この違いは大きいです。
画角が広くて感度も高いのでPC画面から天体を探すのが楽です。しかしceres-cにくらべて圧倒的に高感度とはいえないと思います。画質に関しては非常に滑らかに感じます。
少し高いですが電子観望にはまったらぜひ検討していただいてよい製品だと思います。
uranus-cのノンアンプグロー機能
ノイズについてはceres-cとくらべるとかなり抑えられている印象です。ノンアンプグローという機能でセンサーの発熱からくるノイズを抑えています。
ノンアンプグローは非常に効果的な機能です。かなり目立たなくしてくれます。それでも完全になくなっているわけではありません。
ノイズが少ないということはノイズをへらすためのスタック枚数を減らすことができます。これは経緯台で発生する写野回転を抑えることができます。
写野回転は時間が長いほど大きくなります!
CMOSカメラは高感度のカメラですからノイズゼロはありえないでしょう。ceres-cを使ってからuranus-cにいくと品質面もそうですが取り扱いの容易さで感動します。
画角が大きいと天体を導入するのに有利です。そしてノイズが少なく画面のなかにある暗い銀河を探し出すのが容易です。
とくにライブスタックをかける前の画質が滑らかに感じます。
暗いDSO(銀河、星雲、星団)はPC画面から見つけるときに経験が必要になります。uranus-cは間違いなく見つけやすくなっています。
uranus-cはいちどリコールがありました。たまたま私が購入した製品がリコール該当でしたが速やかな対応でした。購入先が代理店だったので特にスムーズな情報提供と交換だったのかもしれません。購入先の選択は意外と大事ですね。
Saturn-C SQR(サターン)大きな画角のカメラです
Saturn-C SQR(サターン)は1インチのセンサーで広い範囲を捉えることができます。
ソニー製センサーIMX533を搭載して113300円税込みです
品名 | Saturn-C SQR(サターン) |
CMOSセンサー | Sony IMX533(カラー) |
センサーサイズ | 1/1型(11.31×11.31mm) |
解像度 | 3008×3008(900万画素) |
ピクセルサイズ | 3.76μm |
【国内正規品】Player One Astronomy Saturn-M SQR POA0038
Saturn-C SQR(サターン)もノンアンプグロー機能付きです
uranus-cにくらべてひと回り大きい画角のセンサーになっています。大きな画角が目標天体の導入を楽にしてくれます。
ピクセルサイズもuranus-cよりも大きく弱い光を取り込んでくれるでしょう。重量もuranus-cと同じ180グラムです。接眼部に負担をかける重さではありません。
経緯台の自動導入でDSO(銀河、星雲、星団)を狙うのであれば魅力あります。金額面で問題がないのであれば紹介の3機種の中ではベストです。
画角が大きいということは導入が楽なだけでなく1画面に大きな範囲を入れることができます。銀河群などをテーマにした電子観望が得意でしょう。
コストを抑えて電子観望をはじめるならceres-c、コスパが良いのはuranus-cです
SharpCapの操作については3機種とも同じ要領です。もちろん感度が違いますから露出やゲインの設定数値は違ってきます。
ceres-cはガイドスコープ用としても使用できますが小さい銀河を詳しく電子観望するのにとても良いと思います。性能もそこそこ良くてお値段のハードルが低いのでおすすめします。
電子観望は大勢でできる天体観測です。みんなで楽しみましょう
ceres-cとuranus-cの比較!
率直に言って画角の広さと操作性についてはuranus-cに軍配はあがります。ノイズについても少なく、画質もきめが細かいので暗い天体をPC画面のなかで探すのに有利です。
しかしuranus-cのほうが暗い部分をあぶりだせているとは感じません。ceres-cもかなり善戦しています。ピクセルサイズが大きいからでしょう。どちらも電子観望でDSO(銀河、星雲、星団)をしっかり見せてくれます。
ピクセルサイズが大きいと弱い光を取り込むことができるので暗い部分も良く写ります。
電子観望のハードル
電子観望で最初のハードルは導入でしょう。特にDSO(銀河、星雲、星団)は、ほとんどが裸眼では見えない天体です。
見たい天体を手動で導入するのは大変な困難を伴います。自動導入を使わないと電子観望をするのが難しいでしょう。
導入した天体を画面から探し出すのはuranus-cに軍配があがります。
導入問題についてはこちらの記事を参考にしてください。
初心者におすすめの望遠鏡とCMOSカメラです
この望遠鏡とCMOSカメラの組み合わせで電子観望にハマりましょう!小口径では味わうことのできない迫力の宇宙を観望する組み合わせです。
CMOSカメラ | センサー | 解像度 | センサーサイズ | ピクセルサイズ | 金額(税込み) |
ceres-c(ケレス) | IMX224 | 1304×976 | 4.9×3.7(1/3型) | 3.75ミクロン | 23100円 |
uranus-c(ウラヌス) | IMX585 | 3856×2180 | 11.2×6.3(1/1.2) | 2.9ミクロン | 72600円 |
反射望遠鏡 | 口径 | 焦点距離 | F値 | 金額(税込み) |
virtuoso DTi P130 ヴィルトオーソ | 13センチ | 65センチ | 5 | 55242円 |
BKP130 AZ-Go2 | 13センチ | 65センチ | 5 | 64900円 |
土星の環(リング)も電子観望できます
誰もが興味を持っている土星の環ですが電子観望でも見ることできます。ただし土星の環に限らずですが月面や木星、火星のような惑星は高倍率での観測になります。
バローレンズを使って画面で大きくしても眼視には敵いません。電子観望では画素が見えて粗く感じます。データを保存して画像処理をすれば眼視をこえる詳細な画像を作ることができます。
電子観望の方向としてDSO(銀河、星雲、星団)と月、惑星では使用方法が分かれます。リアルタイムで楽しむDSO(銀河、星雲、星団)は眼視観測をはるかに超える天体像を見せてくれます。月、惑星はデータ保存して後処理で仕上げる手段になります。
即納品CMOSカメラの記事はこちらです
Amazon特別仕様のP130 VIRTUOSO GTi(ヴィルトオーソ)は、接眼レンズ4ミリが付属して162倍で観測できます。惑星観測に威力を発揮します!
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